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渡辺淳一さんとは思えないような本でした。何か心に残るようで、いい本です。

安倍公房全集が後３冊で揃います。永かった。

タイトルを読んで、性的虐待の原状を知りたくて購入したら、宝塚時代の事を暴露したり、レズビアンの事を書かれていたりと、最後まで真剣になって読んだ自分が騙された気分になりました。そして読み終わった後、「この人はいったいこの本を出すことで何をしたかったのだろうか」と思いました。この本のタイトルとは全く関係のない多くの人々の名誉を傷つけ、この本のタイトルとは全く関係のない自身の同性愛の運動の事にふれ、本来のこの本のタイトルの主題であるべき性的虐待については、十代の頃から多量の精神科の薬を服用してからの記憶では、どれが真実でどれがそうではにいか判別することさえ出来ません。統合失調の薬は脳の働きをコントロールする薬で、症状に合わない薬を処方されたら、薬のせいで自殺したり、殺人を犯してしまったりと問題をおこしている薬もあります。そんな薬を多量に服用していたら、服用期間中の記憶を真実な記憶と判断する事は、正しいことなのだろかと考えました。まして子どもの頃の記憶は、自分が認識していた事柄と真実は同じであるとは限らないと思います。幼いが故に自分を取り囲む周りの人々の思いや行動が正しく理解できないことがあります。その間違った認識を催眠療法で復活させたからといって、それが絶対の真実であると誰が保障できるのでしょうか?この本はそんな問題をはらんだ内容なのに、その検証もきちんと出来ていないうちに書かれて、多くの人の名誉を傷つけたのではないかと思います。この方はこのタイトルを利用して、宝塚時代の怨念を晴らしたり、自分がレズであることをカミングアウトすることが本当の目的だったのではありませんか?

村上春樹好きなので購入しました。最後の書き下ろしの恋するザムザは村上春樹らしい、いい短編です

一冊で１年分の話が詰まっているので、とても良いです。 また、１話の長さもちょうどよいです。 大人が読んでも、懐かしくまた読みやすいです。

面白い本でした。読売新聞で紹介されていました

プロ野球創世記に名を刻む洲崎球場。わずか1年7か月の使用期間に潜んだ歴史を紐解いた名著です。何より球場から創生時代のプロ野球が炙りだされ、行間からは往年の名選手、そして観客の横顔が立ち上がる。秋季リーグを制した沢村のシーンでは読んでいてほろっときました。これほど著者に「ありがとう！」と言いたい本も久々でした。