【希少】民間が所有する中央銀行 : 主権を奪われた国家アメリカの悲劇 民間が所有する中央銀行: 主権を奪われた国家アメリカの悲劇

どう、大崩壊するのか。 読んでみました。 まず、日本経済の崩壊が計画的に仕組まれたような記載が少しありましたが、 誰が（どの国が、どの組織等）仕組んだのか、自分には不明瞭でした。 仕組んだとして、誰が利益を享受するのか。一部の投資ファンド？ そんなに簡単に各国の経済が動かせるものだろうか。 記載された事象は、事実としても、企業が倒産するときは、倒産する。 平家物語にあるように永久的に繁栄はしない。 世界史的にも、同様。 モンゴル、オスマントルコでも栄華は続かない。 以上の観点から読んでいくと、 すべての世界の経済が（ＥＵ・中国等）爆発しそうな状況とある。 資本主義経済の転換点であるからして当然かもしれない。 金を保持することは、他の著者も記載しているところですが、 個人的には、経済そのものが金本位制の経済に戻ることは、厳しいと思います。 イギリスのケインズのような方かと思い購入しましたが、今ひとつ、他の著者と同じ内容で、大半が警告のようでした。 ひとつの判断材料としては、読んでよかったと思います。

データなどを重視してもらえると分かりやすいと思うのですが、日本国債がデフォルトによる円安とばかり唱えているので、なかなか理解しがたい。 米国債やユーロなどの問題もありますので、この本は参考程度に読むのはいいと思います。