イタリア製　大容量　サイドボード　チェスト 411-0364-03.jpg

TVで見てました。DVD出たら絶対買うときめてた。

第8話「しゅうの愛する父」、第9話「しゅうの母の秘密」、第10話「中3の父 小6の母」収録。

主演は佐久間良子さんですが、思えば今や大河常連の西田敏行さんの初主役級作品（出演自体は以前にもあり）となるのでしょうか。夏目雅子さんも懐かしい。橋田作品ということで、赤木春恵、泉ピン子、前田吟、長山藍子。。。。。橋田ファミリーの原型か。

本放送の当時から毛利元就のイメージと中村橋之助がしっくりきませんでしたが、周囲の配役にも恵まれました。中でも緒形拳はやっぱり味があります。そう言えば功名が辻の上川隆也さんも元就嫡男の隆元役で出演していました。

大河常連の西田敏行の好演は言うまでもなく、中村梅雀の怪演も見事でした。 しかし素朴な疑問として、吉宗が嫡男家重にこだわったのは、家康時代の再興（家光指名）とはいえども、彼の出自から考えると不思議でもあり、また他の時代劇の影響からか、吉宗を過大評価させてしまっている現実があるのでしょうか。

主役の唐沢＆松嶋のみならず、反町信長、香川秀吉も好演でした。この戦国大河は数々の作品がありますが、前田利家にとっては、最初で最後の主役となるのでしょうか。それほど唐沢利家のインパクトを大きく残しました。功名が辻にも大きく影響（配役をふれない。そしてついには自ら出演。）を与えました。勿論、松嶋まつの明るさを与えてくれた演技も忘れられません。

音楽の山本直純のテーマ曲が印象的でした。 放送開始前はイメージの問題で、ミスキャストと評価を受けていた中井貴一が、見事に信玄役を果たした懐かしい作品です。2007年の風林火山と比較すると、原作の新田次郎の影響も強いせいか硬派系かもしれません。ちなみに山本勘助は、大河常連の西田敏行でした。

役所広司（信長）の出世作でもある作品です。放送当初、家康のイメージとは異なる主役の滝田栄も好演でした。脇では長門裕之の本多作左、小林桂樹の太原雪斎がお気に入りです。大竹しのぶ（家康、竹千代の母）の演技にも涙したものです。本放送を見て山岡荘八の原作にもチェレンジしたことが懐かしい思い出です。

渡辺謙の出世作でもあり、本放送も見ていたので懐かしく拝見しました。北大路欣也（政宗父）、岩下志麻（政宗母）、津川雅彦（家康）、勝新太郎（秀吉）、原田芳雄（叔父最上氏）らの配役陣も充実しており、個人的には政宗の子役時代の大滝秀治（虎哉禅師）の存在感が忘れられません。