行草大字典［新装版］(赤井清美／東京堂出版) 行草大字典［新装版］(赤井清美／東京堂出版) 行草大字典 〔新装版

英語学習するのに本当に必要なのは何か、改めて考えるのに参考となりました。

鉄道模型の視点で実車も解説するという独特の位置を持つ本誌。今号は、表紙に京成3400形を配し、数ページに渡り実車ディティールを追っています。それにしても京成ファンの私でも改造鋼製車輛の3400形を狙ってくるとは、なかなかうならされます。全国でこの車輛をどれほどの方が興味を持って見るのか。。。Nゲージで模型化されているのですが、かなりマニアックですね。地元ファンとしては嬉しい限りですが。今号全般としては、やや細切れの記事が多く、夏編集を感じさせます。夏休み前後に相次いでリリースされた新製品モデルの紹介がかなりのページ数を占めているのは、ちょっと普段のとれいんらしくないところですが、許してしまいましょう。京成ファンとしては、表紙の写真はやはり「快速」運用ではなく、「特別快速」運用で、成田空港行きとしたかったところです。

軽自動車は２気筒にもどるのでしょうか？昔の車を思い出してしまいます。

鉄道趣味誌の中では、季刊という発行スタイルを取っている本誌。記事の内容もちょっと踏み込んだ読み応えのあるものが月刊誌との違いです。特集は、いよいよ活躍の場が少なくなってきた485系K編成の徹底解説となっています。その他、琴平電鉄や高崎第二機関区OBによる旧型電機の回顧座談会など、「現場」へ入り込んだ取材と記事がなかなか読ませます。

毎月、写真雑誌を購入しているので今回はつい、これを買ってしまいました。

鉄道模型誌の中では、グラフィックを多用し様々な模型の楽しみを提案する本誌。今号は、模型各社から次々と発売された郵便・荷物車などのモデルをうまく特集しています。荷レと言えば、コツコツと雑多な車輛をかき集めて編成を楽しむというマニアックな世界だったのですが、そうした編成まるごと完成品として発売されるようになるというのも感慨深いものです。中堅のモデラーやコレクターでは、すでに荷レを知らない世代も多いというのも、雑誌の編集としては力のこもるところかもしれません。夏編集のためか、やや記事量が少なめですが、DCCはじめてガイドブックという小冊子を付録に付けることで面目と価格の維持を図っています。なんだか人気があるようで、本レビュー執筆時点では、売り切れですね。本誌、付録とも最近に無い資料価値のある1冊なのかもしれません。

今のところ、もっともお気に入りのカメラ雑誌。毎月楽しみにしています。

鉄道趣味誌としては、カラ―の写真を多用するなどビジュアル面を重視した本誌。今後の特集は、表紙写真にたがわず、鉄道車両メーカーです。東急車両のJR東日本子会社化や日本車輛のJR東海子会社化など鉄道車輛の企画化と鉄道会社主体の車両開発という方向性が見えます。かつての国鉄時代にも国鉄主導の車輛設計で多数の車両メーカーをまとめてきたという歴史がありますが、意思決定や国際戦略、コスト削減などスピードある経営を求める結果がこうした車両メーカー統合へとつながっているのかもしれません。同じ車輛がまん延するのは、あまり歓迎しませんが、これからの鉄道産業の生き残りの一つの戦略を垣間見えます。毎号掲載されてきている定番記事は、安定した内容です。普段よりやや薄い夏編成の今号ですが、現有気動車ガイドブックという小冊子を付録で付けることで、なんとか面目と価格維持を図っています。