RICOH WG-60 カメラ Amazon.com : RICOH Waterproof Digital Camera WG-60 Red 14m

【デザイン】 良いですね。見た目のかっこよさという意味ではなく、プロダクトデザインとして見た場合、このサイズに24〜360mm相当のレンズを納めているのはたいしたものです。 ストロボが電源ONに連動してせり上がるのはギミックとしてはいいでしょうが、手動の方が便利です。 【使いやすさ】 モードダイヤルにPASMモードが用意されている事と、ズームレバーを回す角度でズームスピードが変えられる事、メニュー内部に深く入らなくても必要な操作ができるよう考えられていて使いやすいと思います。 液晶表示が標準だと明るめなので、撮影結果と併せて明るさを一段落として使用しています。 モードダイヤルがまわりやすいので、移動中に違うモードに変わっている事があり、これは残念な点です。 【画質】 色再現や望遠側のボケ具合はコンパクトデジカメとしては良いと思います。 ハニカムCCDだからなのか、1/2インチCCDで1200万画素だからなのか、ISO400あたりから全体に細かい粉を吹いたような画像が気になるといえば気になります。 【機能性】 EXRモードは便利ですが、画像サイズを3:2AUTO（3:2で最大画素固定が出来ない）に設定しておくと自動選択されたモードによって画素数が変わるのが気になります。 画素数固定モードは必要だと思います。 【携帯性】 デザインのところでも触れましたが、24〜360mm相当のズームレンズを搭載している事を考えるととてもコンパクトで携帯性は良いです。 【バッテリー】 EXRモードで使用しているとすぐに残量がなくなるので、バッテリーの持ちを考えるとPモード等で使用するのがよさそうです。 他のメーカーのシーン自動認識機能も同様に常時電力を消費するので、この機能を使用するにはもっと大容量のバッテリーが必要です。 予備バッテリーを2つ（付属と併せて3つ）同時購入しましたが正解でした。 【その他】 両吊りの皮ケースは便利ですが、前面のカバーはボタンが外れやすいので、外して使用するのが良さそうです。 磁石で前面カバーを留めるようになっていますが、カードやGPSへの影響が気になるので、これはやめて欲しいです。

やや旧態依然の感がある仕様ですが、信頼のあるものしか着けないという姿勢は安心感があります。 あらゆる部分で高度な仕上がりです。 文句の付けようがありません。