SALE木製　食器棚　サイドキャビネット　電話台FAX台　収納家具　チェスト 木製 食器棚 サイドキャビネット 電話台FAX台 収納家具 チェスト

読みやすく面白かったです。 一度読み終えた後で読み返す時に、電子書籍でなく本で買えばよかったと少し後悔しました。(^◇^;)

ファロ警部補は40前（たぶん、38歳くらい？）で、妻と息子を亡くして間がなく、8歳と6歳の娘を自身の母親に預け、義理の息子ヴィンス（妻の連れ子）の開業にぴったりで、自分の仕事にも都合がいい家に引っ越したばかり。そこで体調を崩したときに起こった事件の犯人から、信頼できる警察官として、自分が犯した殺人は一つで、第2の殺人は決して自分ではないと言われる。自分が病気の間の事件で既に決着したものとされているため、上司である警視の反感を買ってまで公式捜査を続けられず、ヴィンスの力も借りて私的に捜査をしていく。 妻を亡くし娘たちを母に預けていることに罪悪感を感じながらも、自慢の息子との暮らしに満足しているファロ警部補。もう恋することはないと思い込んでいたところ、墓地で見かけた美女に一目惚れ。彼女は地元で公演する劇団の女優で、彼は益々彼女に惹かれていきますが、捜査が進みだすと、次第に彼女の事件との関わりが無視できなくなり、警部補は決断を迫られることに……。 若くて人当たりのいいマクイーン巡査に嫉妬したり、アラフォーを目の前に病気で気弱になったりで、人間味溢れ見栄えもいい警部補ですが、カッコイイヒーローというには思い悩む場面が多いです。 推理ものとしてはそれ程難解ではないと思います。警部補がやっかみを感じているマクイーン巡査の行動が紛らわしく、犯人探しの目くらましになっていました。ラストは予想がつきましたが、切ないです。